ヤマハミュージックジャパン(以下、ヤマハ)は4月18日、「中座くいだおれビル」(大阪市中央区)の看板人形「くいだおれ太郎」とエンドースメント契約を締結したと発表した。24日にはヤマハのコンサートスネアドラム「CSS-1450A」の贈呈式も開催する。
ヤマハは今後、Webサイトや製品カタログでヤマハの楽器を使用するアーティストの1人として、くいだおれ太郎を紹介。従来は接点のなかった人々にヤマハの打楽器をアピールするとともに「音楽ファンの皆さまに明るい話題を提供したい」としている。
エンドースメント契約は企業と著名人(アーティスト)の契約の1つで、製品の独占利用などを取り決めたもの。アーティストはその企業の製品を使用して広告効果を提供するため、契約期間中は他社製品の使用は制限される。
ヤマハのパーカッションアーティトのページやカタログには既にくいだおれ太郎の名前が追加された。「昔はええ国産の太鼓も少のうおましたけど、YAMAHAの太鼓は賑やかな道頓堀でも音がよう通りますし、丈夫やさかい安心して使えますねん」(くいだおれ太郎)。
くいだおれ太郎は1950年に名物料理店「大阪名物くいだおれ」の看板人形として店頭に登場し、長年に渡り大阪のシンボルとして親しまれてきた。大阪名物くいだおれの飲食店としての営業は2008年で終了したが、くいだおれ太郎はビルのシンボルとして現在も太鼓を叩き続けている。
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