「モンスターハンター」などで知られるカプコンが、「ポケモンGO」の米Nianticとタッグを組んだ。AR位置情報ゲーム「Monster Hunter Now」(iOS、Android)を9月から世界同時に提供する。基本プレイは無料(課金要素あり)。
プレイヤーがハンターとなり、現実の世界に現れるモンスターを狩るアクションゲーム。モンハンならではのゲーム性やハンティングアクション、マルチプレイを生かしつつ、日常の中で手軽に遊べるようにした。
カプコンの辻本良三プロデューサーは「オトモアイルーと外に出かけると、強大なモンスターと出会えたりする。そんな“今ここ”での狩りをNianticのAR技術で体験できる」という。ゲームはNianticのAR開発者向けプラットフォーム「Lightship」で開発した。
街中に登場するモンスターに「ペイントボール」を投げてマーキングすると後で狩りが行える。Nianticのジョン・ハンケCEOは「例えば通勤や通学の急いでいる時やアプリを閉じている時に出会ったモンスターをペイントボールでマーキングし、時間のある時にハンティングするなど、スマートフォンで無理なく楽しめるように考えた」としている。
9月の配信開始に先駆け、招待制のβテストを4月25日から実施する。ゲーム公式サイトで登録受付を始めた。端末の推奨スペックはiPhone 8(iOS14)以上、Android 7(64bit)以上・720×1280p推奨となっている。
モンスターハンターシリーズは、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうカプコンの人気アクションゲーム。シリーズ累計販売本数は9000万本(22年12月31日現在)を超えた。
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