米大統領選でトランプ前大統領の当選が確実になったことを受け、米IT大手各社のCEOらが次々と祝意を表明した。以下に、ほぼ時系列で祝辞を紹介する。
真っ先にX上で祝辞を述べたのはAmazonの創業者、ジェフ・ベゾス会長。この勝利を「並外れた政治的カムバックと決定的な勝利」と呼んだ。
ベゾス氏は米Washington Postのオーナーでもあり、同メディアの伝統である大統領選での支持候補表明(カマラ・ハリス氏支持だった)を却下したとして批判が高まっていた。
Amazonのアンディ・ジャシーCEOもXで祝辞を述べた。
選挙期間中、自身が保有するXで膨大な量のトランプ氏支持ポストを投稿してきたイーロン・マスク氏は、「アメリカにまた朝がやってきた」というメッセージに(おそらくAIで描いた)国旗に敬礼する自分の画像を添えてポストした。
OpenAIのサム・アルトマンCEOはXで、「トランプ大統領に祝福を。職務で大成功することを祈っています」「米国が民主的な価値観に基づいたAI開発において主導権を維持することが極めて重要です」とポストした。
Metaのマーク・ザッカーバーグCEOはXではなく、MetaのThreadsのアカウントで「トランプ大統領、決定的な勝利おめでとうございます。われわれには素晴らしいチャンスが待っています。あなたと共に働くことを楽しみにしています」とポストした。
AlphabetおよびGoogleのスンダー・ピチャイCEOはXで、Googleが提供する選挙速報ツールの画面を添えて「トランプ大統領の決定的な勝利を祝福します。われわれはアメリカのイノベーションの黄金時代を迎えており、その恩恵をすべての人にもたらすために大統領政権と協力することに全力を尽くします」と語った。
Microsoftのサティア・ナデラCEOはXで「トランプ大統領、おめでとうございます。われわれは、あなたとあなたの政権と協力して、米国と世界に新たな成長と機会を生み出すイノベーションを推進することを楽しみにしています」と述べた。同氏は約30分後にThreadsにも同じメッセージをポストした。
Intelのパット・ゲルシンガーCEOはXで、「われわれはトランプ次期大統領とヴァンス次期副大統領の勝利を祝福し、政権と協力して世界におけるアメリカの技術と製造のリーダーシップを推進することを楽しみにしています」と語った。
なお、NVIDIAのジェンスン・フアンCEOはXやThreadsで公式アカウントを公開しておらず、LinkedInのアカウントでは祝辞を投稿していない。
Appleのティム・クックCEOはXで、「トランプ大統領、勝利おめでとうございます! われわれは、あなたとあなたの政権と協力し、米国が今後も創意工夫、革新、創造性で主導権を握り、その原動力となるよう尽力していきたいと考えています」と語った。
Uberのダラ・コスロシャヒCEOは、「大統領の圧倒的勝利にお祝いを申し上げます。われわれは、交通の改善、中小企業の支援、柔軟な働き方の水準引き上げに向けて、大統領と政権と協力する準備ができています」と語った。
ピチャイ氏、ナデラ氏、クック氏のポストには、マスク氏がすぐにリプライしている。
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