米国のドナルド・トランプ次期大統領は11月12日(現地時間)、政府の支出削減や規制緩和などに関する「政府効率化省」(Department of Government Efficiency、略称はDOGE)のトップに、実業家のイーロン・マスク氏を起用すると発表した。同省は、同じく実業家のヴィヴェック・ラマスワミ氏とマスク氏が協力して率いるという。
トランプ次期大統領はDOGEについて「政府外部からのアドバイスにより、ホワイトハウスや行政管理予算局と協力して大規模な構造改革を推進し、政府への起業家的アプローチを推進する」「2人の素晴らしいアメリカ人は、私の政権が官僚主義を解体し、過剰な規制を削減し、無駄な支出を削減し、連邦機関を再編するための道を開く」とした。さらに、同省の業務は米国の独立宣言から250周年となる2026年7月4日までには完了すると予告した。
マスク氏も、トランプ陣営の公式Xアカウントが投稿したものと同じ告知を、自身のXアカウントで投稿。コメントしたXユーザーなどに返信する形で「政府効率化省は最大限の透明性を確保するために、全ての活動をオンラインで公開する。私たちが重要なものを削減している、または無駄なものを削減していないと思った時は、いつでも知らせてほしい」「税金の最もばかげた使い方のランキングも用意する」とリアクションしている。
トランプ米大統領候補、「イラン政府にハッキングされた」
Twitter、トランプ陣営が投稿した動画を著作権者からのクレームで非表示に(YouTubeで視聴可能)
トランプ氏支持のイーロン・マスク氏、新政権に参加か
Meta、ドナルド・トランプ氏のアカウントの制限解除へ 大統領選での平等性確保のため
イーロン・マスク氏、トランプ氏支持表明 銃撃事件30分後からXに100件以上の関連ポスト
Xでのイーロン・マスク氏とトランプ大統領候補のスペース、アクセス過多で「取得できません」状態にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR