PayPayは11月19日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」で大学への寄付ができるようになると発表した。東京大学や早稲田大学など9校を対象に、順次対応していく。これにより、大学の公式サイトで公開している各分野の活動から、寄付したい活動を選んでPayPayで寄付できるようになるという。
PayPayで寄付する際には、本人確認が必須となる。各大学の公式Webサイトで寄付金額を入力し、「送金する」をタップすることで寄付が完了する。初回のみ、PayPayにログインして認証する必要があるが、2回目以降はWebサイト上で寄付が完結する。なお、大学側から送金依頼が来ることはないとしている。
PayPayで寄付できるようになる大学は、東京大学、広島大学、立教大学、早稲田大学、関東学院大学、東北大学、明治大学、千葉大学、北海道大学。
寄付の支払いにPayPayを導入することについて、早稲田大学は「日本のキャッシュレス推進をけん引してきたPayPayとの連携により、寄付がより手軽で身近なものになる」とコメントしている。
PayPayは8月、寄付団体などがPayPayの法人向けビジネスアカウントを作り、寄付の支払い手段として、PayPayを導入できるようになったと発表していた。今回、ビジネスアカウントの範囲を国立大学法人と学校法人にまで拡大し、PayPayで大学への寄付ができるようにしたという。
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