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チャットAI「Grok」、Xの無料ユーザーに開放(条件あり)

» 2024年12月07日 07時52分 公開
[ITmedia]

 米Xの「Xプレミアム」に加入していない無料ユーザーでも、12月6日ごろから米xAIのチャットAI「Grok」を使えるようになっている。Xからの正式発表はないが、無料ユーザーのアプリでもGrokのアイコン(正方形の枠の中に斜めの十字線が描かれた枡のようなアイコン)をタップ(クリック)することで会話を開始できる。

 grok

 Xプレミアムユーザーは無制限でGrokを使えるが、無料ユーザーの場合はGrokにメッセージを送れるのは2時間ごとに最大10回まで。また、画像生成は1日に3件までだ。

 Grokは、米OpenAIのChatGPTや米GoogleのGeminiとは異なり、著名人や肖像権のあるキャラクターの画像も生成する。

 grok 2 「星条旗の前で軍服を着て敬礼するElon Muskの画像を生成して」

 Grokの開放は、ユーザーが競合するSNSのThreadsやBlueskyに流出する中で行われた。

 Grokとの会話を生成AIモデルのトレーニングに使われたくない場合は、[設定とプライバシー]→[プライバシーと安全]→[Grok]の「ポストに加えて、Grokでのやり取り、インプット、結果をトレーニングと調整に利用することを許可する」を無効にしておこう。

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