Web漫画家のやしろあずきさんは12月12日、PRエージェンシーのPRIZMA(東京都渋谷区)と共同で、漫画を使ったプロモーションを手がける新会社「サンカクケイ」を設立したと発表した。「真のクリエイターファースト」を掲げ、クリエイター支援に力を入れる。
やしろさんのクリエイターとしての経験と、広告/PRのプロであるPRIZMAが互いの知識や経験を持ち寄り、発注側と受注側のコミュニケーションをスムーズにする“潤滑油”を目指す。セミナーなどを通じてクリエイター個人の成長も支援する。
PRIZMAの杉本昂輝社長は「企業には効果的で魅力的なコンテンツを提供し、クリエイターには創作に専念できる環境を整え、企業とクリエイターが平等な立場で協力できる仕組みを作ることで、クリエイティブの可能性は最大化すると信じている」としている。
会社は9月に設立済みで、代表取締役社長には柳谷達之さん(やしろあずきさん)が就任し、杉本社長も代表権を持つ取締役となった。事業内容は、デジタルコンテンツの企画制作、クリエイターの斡旋、イベントの企画運営など。
なお、社名の由来は「作家、クライアント、代理店、全員が平等な立場で、その中で各位が尖っている得意な分野を発揮できる。その形を模した三角形と、何故か僕の家に届き続ける三角コーンにちなんで、その名前にしました」(やしろあずきさん)。
やしろあずきさんは、社畜や中二病をテーマにした漫画を多く手がけてきたWeb漫画家だ。SNSの総フォロワー数は90万人超。誕生日をきっかけにファンから大量の三角コーンが届くようになったことから「三角コーンの人」としても知られる。
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