総務省は12月20日、携帯電話の番号に「060」から始まる11桁の番号を利用できるようにするため、電話番号の使用ルールなどを定めた「電気通信番号計画」を変更したと発表した。通信事業者による対応が完了した後、2026年7月から順次利用できるようになるという。
携帯電話番号の枯渇に対応するため、現在使われている「070」「080」「090」から始まる11桁の番号に加え、「060」を利用できるようにする。通信事業などに関する法整備を調査、検討する「情報通信行政・郵政行政審議会」の答申を踏まえて決定したとしている。
携帯電話番号は、1999年に11桁になり「090」の利用がスタート。携帯電話の普及が進み、番号が足りなくなると、2002年には「080」を追加。13年にはPHSで利用されていた「070」を追加した。「060」は17年から検討に入っていたが、総務省の情報通信審議会で24年度まで番号は逼迫(ひっぱく)しないとされ、21年に一度、解禁が見送りになっていた。
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