ナンジャモ以外にも、1枚で100万円前後で値段で取引されている超人気キャラクター「リーリエ」など、複数の人気キャラクターの新規カードも収録予定。このように、過去に高騰した事例を持つキャラクターのカードが収録されることから、新商品に注目を集める人が多いようだ。
実際、ポケセンオンライン以外の通販サイトでも、バトルパートナーズ関連商品は予約申し込みが即終了する事態が相次いでいる。店頭でも同様で、予約開始から1日も立たずに予約締切を発表する店舗があったと、SNSで報告が上がっている。
実はバトルパートナーズの発売前からも、“ポケカバブル”再燃の兆しが見られていた。ポケモンカードは12月6日にカードパック「テラスタルフェスex」(1箱・定価5500円)を発売。このカードパックには、人気キャラクター「イーブイ」や、その進化系のポケモンたちのカードなどを収録している。
イーブイやその進化系も、過去にカードが高額で取引されていた。例えば21年5月に発売したカードパック「イーブイヒーローズ」は発売当初から入手しにくい状況が続いた。結果、現在まで同パック収録のレアカードは高騰しており、中でも「ブラッキーVMAX(SA)」というカードは24〜28万円前後で取引されている。
テラスタルフェスexも同様に人気が集まり、カードパックについても入手しにくい状況が続いている。こちらもやはりブラッキーのカードが人気で「ブラッキーex SAR」というカードは3〜4万円前後で取引されている他、カードパック自体を定価以上の価格で買い取るカードショップもあるほどだ。イーブイヒーローズほどではないが人気のカードパックとなり、その矢先でのバトルパートナーズの販売だった。
バブルの再燃に伴い、かつて見られたような高額転売や抱き合わせ販売も復活しているようだ。ポケモン公式でのバトルパートナーズの販売価格は5400円だが、Amazonの販売ページでは定価以上の価格で販売している商品ページが乱立している。
また、中にはバトルパートナーズ関連商品と除菌ウェットティッシュを抱き合わせて販売するページも確認できる。こちらも定価以上の値段となっているため、Amazonでの商品購入を考えている場合には注意が必要だ。
ちなみに23日午後3時時点では、ポケセンオンラインではバトルパートナーズを1箱限定で購入できる。待ち時間は長いが、確実に入手が可能だ。かつてのポケカバブルでは偽物の流通なども報じられたため、警戒する人は他の通販サイトより先に確認した方がいいだろう。
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