米Google傘下のYouTubeは3月4日(現地時間)、オンラインギャンブルコンテンツに関するポリシーを更新すると発表した。有害なコンテンツから視聴者を保護するための継続的な取り組みの一環として、19日から有効にする。
現行のポリシーでは、Googleが承認していないギャンブルサイトやアプリに視聴者を誘導するいかなる方法も許可しないとなっている。現在の日本の法律では、オンラインカジノを含むオンラインギャンブルは原則として違法とされているので、オンラインギャンブルサイトに誘導する方法はすべて禁じられている。
新たなポリシーでは、さらに具体的に、URL、画像やテキストに埋め込まれたリンク、視覚的な表示(ロゴを含む)、口頭での言及を禁じるというものだ。また、「絶対に儲かる」などと、確実な利益を約束するようなコンテンツは削除される可能性があるとしている。
さらに、コミュニティガイドラインに違反していなくても、オンラインカジノに関する描写や宣伝を含むコンテンツには年齢制限を設ける場合があると説明している。
このアップデートは、オンラインギャンブルコンテンツをテーマにしているクリエイターに影響を与える可能性があるが、若い視聴者を保護するために必要なステップだとYouTubeは主張した。
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