デンマークなどの郵便サービスを担うPostNordは3月7日までに、2025年内で手紙の郵便サービスを終了すると発表した。同社は「デンマークではデジタル化が進み、かつて手紙で送られていたものは今では大多数の人々がデジタルで受信している」などと理由を説明。26年以降は小包などの荷物の配送に力を注ぐという。
PostNordは、デンマーク全土で郵便事業を行う唯一の企業で、政府指定のプロバイダーだ。同社によると、00年以降は手紙の量が減っており、00年と24年を比較すると90%以上減少。00年は14億通以上あったが、24年には約1億通まで落ちたとしている。一方、オンラインショッピングの需要はデンマークでも年々増しているという。
同社は6月1日以降、国内に設置した約1500のポストも全て年内中に撤去する。手紙やダイレクトメール、雑誌郵送物などの持ち込みは12月18日まで、速達や書留などは12月29日まで受け付ける。12月30日をもって、手紙などの郵便物に配達を最後にするという。
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