日本マクドナルドホールディングスは3月19日、マクドナルド公式アプリに登録した顧客に登録完了メールを送る際、誤って「To」欄に他の顧客のメールアドレスを記載する設定で配信してしまい、顧客のメアドが漏えいしたと発表した。
誤記載されたアドレスは1通につき最大500件ずつ。影響を受けたアドレスの総計は8989件という。
問題が起きたのは、3月12日〜13日。マクドナルド公式アプリに新規登録した際、一人一人個別に登録完了メールを送るべきところ、配信システムの設定ミスにより「To」欄に他の顧客のメアドも記載して配信。メールを受け取った顧客が、ほかの顧客のメアドを閲覧可能な状態になっていた。
同社は対象の顧客全員に謝罪の連絡を行った。また、メールを受信した人に対して、「マクドナルド会員 ご登録メールアドレス確認完了メール」というタイトルのメールを破棄するよう依頼している。再発防止のため、配信時の確認作業の厳格化やメール配信システムの見直しなどを行っているという。
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