JINS ASSISTアプリは、各種設定に加えてクリック選択の際のアシストなどをしてくれます。ただ、役割としていちばん大きいのはチュートリアルでしょう。
このチュートリアルで、ユーザーはJINS ASSISTの操作に慣れると同時に、チュートリアルをこなすことで機能のロックが外れ、フル機能を使えるようになっていきます。JINS ASSISTという、ほぼ誰にとっても初めて操作する機器では、このチュートリアルという過程がとても大事です。
実際のチュートリアルは、1)カーソル移動、2)左クリック、3)右クリック、4)ドラッグ&ドロップといったように段階的に進みます。いずれも首を動かすことでコマンドを送ります。最初はぎこちなかった動きも、このチュートリアルを終わる頃には自然に操作できるようになっていました。
また、これはとてもよくできていると思ったのが、マウスの動きがおかしくなったりしたときに、すぐにJINS ASSISTをリセットできるようになっているところです。とにかくおかしくなったら、リセット。そして、リセットすれば、自分のメガネの正面にマウスカーソルが戻ってくるので、とても分かりやすいです。
さらに操作をしやすくしているのが、操作と音が同期しているところです。JINS ASSISTで操作すると、ジジっと音が鳴ります。その音があるおかげで、今JINS ASSISTがうまく動作していると分かります。
これもJINS ASSISTを使っていると、すぐに分かるのですが、首を動かすコマンドを忘れてしまっても、カーソルを何か動作したいところに動かすとちゃんと“できること”(コマンド)の一覧が表示されます。
つまり、使っているうちに勝手にどんどん覚えていけるようになっているわけです。操作に慣れてきたら、JINS ASSISTアプリで設定はさらに追い込んでいくことも可能ですし、ショートカットの設定も可能でした。
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