任天堂は4月2日、新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」について日本では日本語・国内専用機を発売する方針を示した。旧モデルが転売などによって一時入手困難になった反省を踏まえてか、自社ストア「マイニンテンドーストア」での抽選販売も参加条件が厳格に。日本での安定供給を意識しているようだ。
日本語・国内専用機のNintendo Switch 2は、利用地域を「日本」に設定しているニンテンドーアカウントのみと連携可能。使える言語も日本語のみとなる。対象となるアカウントを持っていない場合、ダウンロード版のゲームを購入する「ニンテンドーeショップ」やオンラインサービス「Nintendo Switch Online」など、主要な機能が利用できないという。
日本では、マイニンテンドーストアでのみ多言語版を販売。日本語・国内専用機、多言語版ともに、海外での利用は動作保証外という。
さらに、マイニンテンドーストアで開始予定の抽選販売にも参加条件を設けた。応募者には、2月28日の時点でNintendo Switchソフトのプレイ時間が50時間以上であることと、応募時点でNintendo Switch Onlineを利用しており、過去の累積加入期間が1年以上であることが求められる。
Nintendo Switchは、コロナ禍の巣ごもり需要も影響し、2021年〜22年ごろに転売が続出。本体や関連製品が購入しにくいこともあり、ユーザーからは新型機での対策が期待されていた。
Nintendo Switch 2は6月5日発売予定。価格は日本語・国内専用機が4万9980円、多言語版は6万9980円。
【修正:2025年4月8日正午】抽選販売の開始日程に誤りがあったので訂正しました。
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