村上誠一郎総務大臣は4月15日の記者会見で、SNS上で問題視されている「偽基地局」に言及した。「個々のSNS投稿の内容の真偽を含め、個別具体的な回答は控えるが、都内周辺で携帯電話サービスの混信事案が発生していることは把握している。現在関係機関と連携して対応している」と話した。
SNSでは12日ごろから、都内や大阪府周辺で偽の通信基地局を設置し、携帯電話の通信を妨害したり、中国語のフィッシングメールを送信したりする行為を確認したとの投稿が話題になっている。記者に一連の事象についての対応を問われた村上大臣は冒頭のように回答し「誰もが安心して電波を利用できる環境の確保に取り組む」とした。
ITmedia NEWSでは、実際に偽基地局を確認したという人物や、携帯キャリア各社の対応について取材も行った。詳細は別途記事化している。
【追記:2025年4月15日午後3時19分】携帯キャリア各社の対応に関する記事を公開したため、その旨を追記しました。
スマホの回線を乗っ取る、“ニセ基地局”が国内で出現 詐欺SMSを強制送信 携帯各社も対策へ
闇バイト募集のSNS投稿削除へ「流せば違法」ガイドライン策定へ 総務省
「LINEアルバム」写真誤表示問題で総務相「確認求めている」
楽天の基地局整備に遅れ 総務省が「計画の修正」求める
武田大臣「通信料の負担軽減したと国民に実感を」 ドコモの値下げ報道受けCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR