アーケードカードゲーム「機動戦士ガンダム アーセナルベース」を運営するバンダイは4月30日、一部のカードがゲーム筐体に収録できていなかったと発表した。運営チームは対応として、ゲームをプレイしたユーザーに対し、該当カードの郵送対応を検討しているという。
アーセナルベースは、バンダイのカード事業部がゲームセンターなどに設置しているカードゲーム。これまでガンダムシリーズに登場したモビルスーツとプレイヤーをカード化し、それらを組み合わせて構築したデッキで、全国のプレイヤーと戦う。1プレイ当たり200円で、1プレイにつき4回までカードを追加購入(100円/1回)できる。
アーセナルベースでは、4月24日から新コンテンツ「FORSQUAD SEASON:02」を発売。ガンダム最新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」のカードも収録予定と告知していた。しかし、実際にはジークアクスのカードである「FQ02-035 PARALLEL GQuuuuuuX(ジークアクス)(オメガ・サイコミュ)」が未収録で、ゲーム筐体から払い出されないことが判明した。
アーセナルベースの公式X(@gundam_ab)はこの件について「皆さまにはご迷惑をおかけしており大変申し訳ございません」と謝罪。対応として、FORSQUAD SEASON:02稼働から5月1日午前1時59分までにゲームをプレイしたユーザーには、該当カードの郵送対応を検討していると明かした。詳細は後日案内するとしている。
アーセナルベースを巡っては24年8月、収録カードの一部が「ネット上で個人が公開していたファンアート画像に酷似している」と指摘を受ける問題も起こっていた。運営チームはこれについて「委託先のデザイン会社が、ネット上のイラストに依拠して制作していた事実を確認した」と謝罪。新商品の提供開始日を延期する事態にもなっていた。
ネット上の二次創作絵に酷似 ガンダムのカードゲーム新作が稼働延期 バンダイが謝罪、問題のカードは欠番に
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