東京大学は5月8日、新たな社会人教育プログラム「スマートヘルス・スクール」を開設し、受講者の募集を始めた。
健康寿命を延ばす「エイジングヘルス」研究で得られた成果を、生成AIなどのデジタル技術と組み合わせ、新たなビジネスモデルを生み出す社会人を育成する目的。大学学部卒業相当の学力を有することが受講条件で、費用は1人60万円。
東大の教授陣が、スマートセンシングや細胞老化の制御法、エイジングの数理モデル研究などを講義する他、Google日本法人のヘルスケアテクノロジー責任者による生成AIを活用したエイジングヘルスの講義など、企業とも連携する。
受講を通じて「最新の生成AI技術とエイジングヘルス研究の成果を組み合わせて新規のプロジェクトを構築し、スピード感をもってビジネスにつなげていく実行力」が身につくとしてている。
第1期の受講期間は2025年10月17日〜2026年3月6日。通常授業(金曜日夜)5回と、キャンパスでの1泊2日のサイトビジットを含む3回の講義を行う。
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