実際にエアコンを購入したのは、駅から少し離れた場所にある家電量販店だ。「☆3つ」以上の製品を購入する気で行ったものの、迷った末に特価品の「☆2つ」の製品を購入した。
理由は、価格が比較した☆3製品との差額が意外と大きかったから。ゼロエミポイントによる値引きは当初考えていた5万円から2万円に減ってしまったが、一方で電気代の差は10年間で1万千円程度の計算。この先20年使っても☆2つの製品のほうが大分安いと判断した。しかも製造年や製品グレードの違いからか、☆2つの製品のほうが高機能だった。
購入手続きは、東京ゼロエミポイントの処理が必要なぶん、少し手間が増えた。といっても、購入者は上記の身分証や写真がそろっていれば、申し込み書に名前や住所を記入する程度だ。
増えたのは、主に店舗スタッフの手間。写真やエアコンの機種を確認したり、書類を作成したりと忙しく動いていた。なお、販売店には東京都からゼロエミポイント処理に関わる手数料なども出ているはずなので、遠慮する必要はない。
少し驚いたのは、持参したエアコンの写真の扱いだった。てっきり電子メールか何かで店舗側に送信すると思っていたのだが、実際はスタッフが業務用タブレットのカメラでスマホの画面を撮影するという“力業”だった。製品と製造年が照会できれば良いので合理的なのだろう。
今回は室外機を支える金具の交換など少し特殊な工事を追加したこともあり、出費はそれなりの金額になったが、本格的な暑さが到来する前に、不調だったエアコンを新品に交換できたので安心した。この先、暑くなってくるとエアコンの故障などが増え、工事が混み合うため、エアコンを交換するなら早めに動くのが吉。東京ゼロエミポイントも背中を押してくれるはずだ。
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