「鉄道廃品が、新たな価値を生む瞬間を」――JR東海は6月9日、ECサイト「JR東海MARKET」で、在来線鉄道用品のオークション販売を始めた。2020年3月に廃止された参宮線の臨時駅「池の浦シーサイド」駅の駅名標など貴重な品をラインアップする。
販売するのは、池の浦シーサイド駅の駅名標の他、豊橋駅の連動図表、半田駅高架化工事に伴い旧駅舎から取り外された出口プレート、在来線の現業機関で発見されたカンテラ信号灯など。
入札は6月19日まで。終了10分前から終了までに入札があった場合、入札可能時間が10分ずつ延長される。支払はクレジットカード。
これまで東海道・山陽新幹線の点検車両「ドクターイエロー」の廃品などをオークション販売したことはあるが、在来線鉄道用品のオークション販売は同社初。
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