任天堂が6月12日に配信するNintendo Switch/Switch 2用ゲーム「スプラトゥーン3」の更新データ(Ver.10.0.0)で、上級者向けのオンライン対戦「Xマッチ」のバトル中にプレイヤー名が表示されない仕様に変更されることが分かり、SNSなどで驚きの声が上がっている。いわゆるスナイプ行為への対策とみる人が多いようだ。
任天堂の説明によると「Xマッチのバトル中は、プレイヤー名の代わりに、装備しているギアなどから自動的に決まる『コールサイン』が表示されるようにしました」という。バトルが終了すれば、ロビーメニューやXランキングで本来のプレイヤー名やID(#から始まる数字や文字)を確認できるという。
これに対し、XなどのSNS上では「Xマッチ匿名化するんすか!?」「スナイプとか配信者を狙った利敵対策かな?」「不正対策? 楽しみも減りそうな、、」といった声が上がっている。オンライン対戦ではSwitchのアカウント名がそのまま表示されるプレイヤーネームを見たり、それを見越して名前を付けたりして楽しむ人もいる。一方で、匿名にしても知っている人の場合は「開始時の服装で判別できる」ため意味がないといった意見もみられた。
スナイプとは、意図的に特定のプレイヤーとマッチングするようにランクなどを調整する行為のこと。過去には、生配信中の動画を見て特定のプレイヤーを狙ったり、逆に敵であるはずの視聴者が配信者に利するような行動をとって批判を集めたケースもあり、いずれもマナー違反とされている。
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