JCOMは6月18日、BS松竹東急(東京都中央区)を完全子会社化すると発表した。これに伴い、30日に放送終了する予定だったBSチャンネル「BS松竹東急」も、7月1日以降は「J:COM BS」にチャンネル名を変えて放送を継続することになった。
松竹グループでは、BS松竹東急の事業承継について複数社と協議・検討を行っていた。その結果、松竹がBS松竹東急の株主から同社の全株式を取得して、その全株式をJ:COMへ譲渡しつつ、BS松竹東急に対する松竹の債権も放棄することに。これに伴い、同社が保有するBSチャンネルについても、J:COMの名を冠して運営を継続することとなった。
松竹は東急とともに、BS松竹東急を2020年に設立して22年3月に開局。しかし、事業参入時の計画に比べ、広告売り上げが伸びず、25年2月には放送事業から撤退とすると発表していた。
BS松竹東急、6月30日で放送終了へ わずか3年で幕引き
松竹、BS放送事業から撤退 「広告売上が伸びず、これ以上の継続は困難」
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