ケルヒャー ジャパン(神奈川県横浜市)がクラウドファンディングサイトの「Makuake」で6月22日に始めた、手にのるサイズの高圧洗浄機「OC Handy Compact」(通称:ハンディエア)のプロジェクトが、開始から30分ほどで用意していた2500台を完売して終了した。反響の大きさを受け、今後について「至急社内で協議する」という。
購入者のコメント欄には「最初の5分はエラーで申し込みできなかった」「なかなかつながらなかった」という声が多く、開始直後に購入希望者が殺到したことがうかがえる。中には「開始前から待機していて、ギリギリ買えた」「開始30分には売り切れていた」という人もいた。
これを受けてケルヒャーのプロジェクトメンバーは23日にコメントを公開し、「想定を大きく上回る反響」に感謝した。「高圧洗浄機をもっと手軽に経験してもらいたい、という思いから始まった今プロジェクトですが、『こういうの待ってたんだ』という皆さまからの反響をみて、プロジェクトメンバー一同、本当にうれしく感じております」。
Makuakeでの再販売の予定はなし。ただし、今回の反響を受け、今後の展開について「至急社内で協議する」としている。
ハンディエアは、折り畳むと手のひらに乗るサイズになる高圧洗浄機。コンセントや水道がなくても利用できるのが特長で、ペットボトルやバケツから水を吸い上げながら一般的な水道の約7.5倍となる1.5MPaの圧力で噴射する。
内蔵リチウムイオンバッテリーで最大約30分駆動できる。本体重量は780g。クラファンでの支援金額は1台1万2330円だった。
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