米AppleがWWDC 2025などで宣伝してきた、6月27日封切りの同社制作映画「F1 The Movie」(日本では「F1/エフワン」)の世界での初週末興行成績が、ランキングでトップになった。興行収入データを集計する米調査会社Comscoreによると、世界で1億4400万ドル、北米では5560万ドルの興行収入を記録した。
ブラッド・ピットがF1ドライバーを演じるこの映画は、Apple Original Filmsが制作し、Warner Bros.が配給。F1を主催する国際自動車連盟(FIA)も協力しており、ルイス・ハミルトンやランドー・ノリスなどのドライバーもカメオ出演している。
AppleはWWDCだけでなく、Apple Store、Apple Music、マップ、Apple Walletなどでこの映画を宣伝した。Apple Walletではプッシュ通知で、「Apple Payを使ってFandangoで2枚以上の映画チケットを購入すると10ドルオフになる」というメッセージを表示するなどし、批判が高まった。
AP通信などによると、この映画の制作費は2億ドル超という。
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