米Appleは2月28日(現地時間)、ウィリアム・ギブスンが1984年に発表した古典的名作サイバーパンク作品「Neuromancer」(日本では「ニューロマンサー」)を基にした新ドラマ「Neuromancer」を制作し、「Apple TV+」で配信すると発表した。全10話構成で、制作はグラハム・ローランドとJD・ディラードが担当する。配信開始時期はまだ不明。
ニューロマンサーは、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、フィリップ・K・ディック賞を受賞したサイバーパンクの名作。Appleの紹介によると「傷ついたトップクラスのスーパーハッカー、ケイスがパートナーのモリイとともに、デジタルスパイ活動と一か八かの犯罪に巻き込まれる様子を描く」という。主役のケイスとモリイの配役はまだ発表されていない。
ニューロマンサーは、何度か映画化の話があったがまだ実現していない。
ウィリアム・ギブスンの作品としては、「Johnny Mnemonic」(日本では「記憶屋ジョニィ」)が「JM」として1995年に映画化されている。主役のジョニイはキアヌ・リーヴスが演じ、ギブスン自身も脚本で参加した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR