「本人も報道内容を事実と認めた」──KADOKAWAは7月17日、イラストレーター・がおう氏に関する対応を発表した。がおう氏を巡っては6月、未成年へのわいせつな行為があったと暴露系インフルエンサーが告発。これをきっかけにがおう氏の淫行疑惑に関する報道が相次いだ。KADOKAWAからがおう氏本人に事実確認をしたところ、報道内容を事実と認めたという。
KADOKAWAは「大変重く受け止めている」と説明。かおう氏が原作イラストレーターを務める作品「ギルドの受付嬢ですが、残業が嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います」について、同氏の降板を発表した。なお同作品は一度、紙書籍は回収・絶版に、電子書籍は配信停止とし、イラストレーターを変更した上で再発売する予定だ。
他にも、がおう氏の作品集「Selfe Girl がおう作品集」も紙書籍は回収・絶版、電子書籍は配信停止に。イラストを担当していた「ハレルヤ・ヴァンプ」も、電子書籍の配信を停止する。
「今回の件で読者の皆さま、『ギルドの受付嬢ですが、残業が嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』の著者である香坂マト先生をはじめとする関連出版物の関係者様、書店、販売会社、電子書籍ストア、アニメ製作委員会、ライセンシーなど関係する企業の皆さまに多大なご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」(KADOKAWA)
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