ゲーム周辺機器メーカーのRazerから、新しいモバイルゲーミングコントローラー「Kishi V3 Pro XL」が登場しました。スマートフォンやタブレットに装着するコントローラーで、11インチ以上の大型タブレットまで対応できるのが特長です。iPadがモバイルゲーム機のようになるデバイスを試してみました。
日本ではiPadの普及率が高いですが、ゲームをする場合にはタッチ操作だけではどうしても限界があります。特にアクションゲームなどをプレイするなら専用コントローラーが欲しいところではないでしょうか。
Kishi V3 Pro XLの対応機種は、iPad Pro (11インチ)、iPad Pro (13インチ)、iPad Air (11インチ)、iPad Air (13インチ)、iPad (USB Type-C対応10.9インチ)、その他の10〜13インチのUSB Type-C搭載タブレットで使えます。
製品には、タブレットの厚みに合わせて装着できる3つのラバークッションが付属しています。“クッションなし”も加えて4つの高さに調節できるため、幅広いタブレットに対応できるというわけです。また親指スティックの交換用キャップも標準、球形、背が高いものの3種類が付属していて、好みのものが使えます。
USB Type-C端子はパススルー充電機能付きで、長時間のゲームプレイにも対応します。マイク入力に対応した3.5mmアナログジャックもあるので、有線ヘッドセットも使えます。
Kishiシリーズは今回で3代目ということもあり、基本的な操作性はこなれています。ボタンのレスポンス、スティックの精度、全体的な持ちやすさなど、どれを取っても高いレベル。さらにボタンを押すだけで瞬時にスクリーンショットが撮れる機能も搭載していて、決定的瞬間を逃さずに記録できるのもうれしいところです。
さらに細かい調整を行いたいユーザーは、専用アプリ「Razer Nexus」を使います。このアプリでは、コントロールのリマップ(ボタン配置の変更)をはじめ、個々のプレイスタイルに合わせた詳細なチューニングが行えます。
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