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iPad Proがモバイルゲームマシンに変身!? 11インチまで対応するRazerのゲーミングコントローラーを試した(1/2 ページ)

» 2025年07月27日 12時14分 公開

 ゲーム周辺機器メーカーのRazerから、新しいモバイルゲーミングコントローラー「Kishi V3 Pro XL」が登場しました。スマートフォンやタブレットに装着するコントローラーで、11インチ以上の大型タブレットまで対応できるのが特長です。iPadがモバイルゲーム機のようになるデバイスを試してみました。

iPad Proに「Kishi V3 Pro XL」を装着した状態。一応ゲーム機っぽくなりました

 日本ではiPadの普及率が高いですが、ゲームをする場合にはタッチ操作だけではどうしても限界があります。特にアクションゲームなどをプレイするなら専用コントローラーが欲しいところではないでしょうか。

 Kishi V3 Pro XLの対応機種は、iPad Pro (11インチ)、iPad Pro (13インチ)、iPad Air (11インチ)、iPad Air (13インチ)、iPad (USB Type-C対応10.9インチ)、その他の10〜13インチのUSB Type-C搭載タブレットで使えます。

 製品には、タブレットの厚みに合わせて装着できる3つのラバークッションが付属しています。“クッションなし”も加えて4つの高さに調節できるため、幅広いタブレットに対応できるというわけです。また親指スティックの交換用キャップも標準、球形、背が高いものの3種類が付属していて、好みのものが使えます。

HHKBとサイズ比較。大型タブレットにも対応できるサイズだと分かります
親指スティックの交換用キャップ。左から標準、球形、背が高いものの3種類が付属

 USB Type-C端子はパススルー充電機能付きで、長時間のゲームプレイにも対応します。マイク入力に対応した3.5mmアナログジャックもあるので、有線ヘッドセットも使えます。

 Kishiシリーズは今回で3代目ということもあり、基本的な操作性はこなれています。ボタンのレスポンス、スティックの精度、全体的な持ちやすさなど、どれを取っても高いレベル。さらにボタンを押すだけで瞬時にスクリーンショットが撮れる機能も搭載していて、決定的瞬間を逃さずに記録できるのもうれしいところです。

左側コントローラー部分。一番下にあるのがスクリーンショットが撮れる「共有ボタン」

 さらに細かい調整を行いたいユーザーは、専用アプリ「Razer Nexus」を使います。このアプリでは、コントロールのリマップ(ボタン配置の変更)をはじめ、個々のプレイスタイルに合わせた詳細なチューニングが行えます。

専用アプリ「Razer Nexus」の画面。コントローラーの設定やゲーム管理が可能です
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