アニメ「ダンダダン」の挿入歌で、一時著作権侵害の可能性が指摘されていた“お囃子(はやし)”こと「Hunting Soul」が、YouTubeで1000万再生を突破したことが分かった。コメント欄ではファンが「お祝いだァーー!!!」とシャウトしている。
動画は、毎日放送(MBS)のアニメ公式チャンネルで8月8日に公開。8月28日午前11時時点では1006万回視聴を超えている。一方、著作権問題への配慮からか一時配信を停止し、その後再開した「Spotify」でも、すでに110万6737人の月間リスナーを抱える人気ぶりだ。
Hunting Soulは、アニメ第18話に登場したビジュアル系ロックバンド「HAYASii」が演奏した“お囃子(はやし)”。X JAPANと人気楽曲「紅」を彷彿とさせる演出で、製作チームは後日「尊敬してやまないYOSHIKI様とX JAPAN様のような熱量をアニメの中で表現すべく」製作したオマージュだと明かしている。
しかしX JAPAN側への事前説明がなかったため、放送直後にリーダーのYOSHIKIさんがこれを疑問視。その後、製作チームが謝罪して和解し、現在は「未来に向けた創造的な取り組みを共に考えている」という。
Hunting Soulの作詞・作曲・編曲は永井聖一さん、プロデュースを牛尾憲輔さんが担当。元メガデスのマーティ・フリードマンさん率いるバンドが演奏するなど「かなり気合を入れて制作した楽曲」だった。海外版では英国のメタルバンド、ドラゴンフォースのマーク・ハドソンさんがボーカルを担当している。
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