ライブ配信サイト「STRIPCHAT」(ストリップチャット)でわいせつな行為を配信したとして、警視庁保安課が公然わいせつの疑いで、映像配信会社「TOPPA」(トッパ、東京都中央区)代表、北川雄基容疑者(28)=中央区晴海=と20〜40代の配信者の女3人を逮捕したことが9月2日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、北川容疑者は配信者の女らと共謀し、3月と8月ごろ、埼玉県や東京都内の同社スタジオで、ストリップチャットを利用してわいせつな行為を配信し、不特定の視聴者に閲覧させた疑いが持たれている。
北川容疑者は昨年、ストリップチャット専門のライブ配信事務所「Femee」(フェミー)を設立。カメラなどの機材を設置した配信用スタジオを都内など4カ所に設け、公式サイトやSNSで「高収入アルバイト」「短期間で稼げる」として配信者を募集し、出演させていた。
事務所には配信者百数十人が登録しており、北川容疑者は約1年半で1億数千万円を稼いだと話している他、逮捕された女の1人は約3000万円を得たとみられる。
配信者は視聴者のコメントや金銭を寄付する「投げ銭」に応じ、下半身を見せるなどのわいせつな行為を配信していた。
報酬はサイト側から事務所に入金され、配信者に渡っていた。ストリップチャットは海外で運営され、公式サイトによると月間10億人の利用者がいるという。
copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
Special
PR