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真夏にエアコンが壊れた! 猛暑の3日間をなんとか生き抜いたマンガ家のサバイバル術とは?サダタローのゆるっとマンガ劇場(1/7 ページ)

» 2025年09月07日 07時14分 公開
[サダタローITmedia]

 いきなりですが、この夏、ボクが住んでいるアパートのエアコンが故障しました。備え付けの古い型だったこともあり、交換してもらえることになったのですが、すぐにとはいかず、真夏に3日間もエアコンなしで過ごすことになりました。

「快活CLUB」

 猛暑の中、ボクは途方に暮れました。早く冷房が効いている場所に避難しなければ仕事もできません。ボクが向かったのは、近所のインターネットカフェ「快活CLUB」でした。

 快活CLUBは天国のようでした(案件とかではないです)。なにしろ完全個室のブースを24時間利用しても近隣のホテルより安いうえに、外出は自由、ドリンクは飲み放題、ソフトクリームも食べ放題です。十数年ぶりにインターネットカフェを利用したのですが、ここまで便利になっているとは知らずにビックリしました。

 エアコン工事を待っていた3日間、日中は快活CLUBでなるべく睡眠をとり、涼しくなった深夜に家に戻って仕事をこなすという生活を送りました。でも、洗濯や掃除など音が出る作業は深夜にはできません。このため日中も時々アパートに戻っていたのですが、とにかく室内の暑さに閉口しました。猛暑日が続いていた時期だったので、40℃近くあったのではないかと思います。

 部屋に置いてあるPCやNintendo Switch 2などの精密機器もホッカホカ。ボクは何を思ったか、そんな中でPCを起動し、いきなり轟音で回り出したファンに驚いて慌ててシャットダウンしたのでした。暑い中でのPC使用は故障のリスクを高めてしまうので真似はしないでください。

 ちなみにSwitch 2の場合、任天堂サポートの公式Xアカウントは「35℃以上の中での使用は故障の原因となる可能性がある」と注意喚起しています。猛暑日(気温35℃以上)は、外で使ってはいけないことになりますし、家の中でも例えば日が差している場所や風通しの悪い場所などは注意したほうが良いでしょう。

 ボク自身の熱中症対策としては、家の中では深夜でも基本パンツ一丁で過ごしました。濡らして冷やしたら数時間は冷たい「クールネックリング」を首に巻き、急遽購入したサーキュレーターをガンガン回しながら執筆作業をしていました。また、飲み物を常に側に置き、時々口に運ぶようにします。幸い、体調が悪くなることはありませんでした。

 こうやって文章にまとめるとどれも当たり前のことではあるのですが、急なトラブルに遭うと結構テンパってしまうことも今回よく分かりました。ボクの場合は幸運なことに近所にインターネットカフェがありましたが、地域によってはなかなか見つからない場合もあるでしょう。エアコンの故障や停電は、もはや災害のようなものと考え、普段から避難場所を考えておくことも必要だと思います。

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