NTTドコモは9月22日、19日の午後4時半ごろからeSIMの開通や移行が一時しにくくなった問題を巡り、eSIMの再発行に関する事務手数料を受け取っていたケースを確認したとして、返金を発表した。対象の顧客に対しては、毎月の請求から受け取った事務手数料分の金額を差し引くといった対応を取る。対象者の規模は確認中という。
NTTドコモでは19日午後4時半ごろから20日午前9時36分ごろにかけ、設備故障によりeSIMの開通や移行、転送がしにくい状態になっていた。19日は「iPhone 17」シリーズと「iPhone Air」の発売日で、両者がeSIM専用モデルだったこともあってか、SNSでは機種変更に支障が生じたという声も。中には障害によりeSIMの再発行が必要になったにもかかわらず、ドコモショップで手数料の支払いを求められたという投稿もあった。
なおXでは、障害の原因についてiPhoneの発売でeSIM開通が集中した可能性を指摘する声もある。NTTドコモに対し関連性を聞いたところ、具体的な機種名は伏せたものの「eSIM専用端末の発売も一つの要因」と回答した。
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