東京都は10月9日、伊豆諸島の青ヶ島村と八丈町で午前2時45分ごろから、通信サービスに障害が起きていると発表した。
伊豆諸島を直撃した台風22号により、海底に敷設した光ファイバーケーブルが損傷した可能性があり、調査している。
都は小笠原諸島の父島・母島と、伊豆諸島の利島、新島、式根島、神津島、御蔵島、青ヶ島への海底光ファイバーケーブルを整備済み。
大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅、御蔵島間の各島々間は、大きなリング状のネットワークでつなぐループ化が完了しており、一方のケーブルが損傷してももう一方に通信が切り替わる冗長化が行われているが、八丈島・青ヶ島間と八丈島・小笠原諸島間は単線構成だ。
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