岸田文雄首相は12月6日、第207臨時国会の所信表明演説で、日本を周回する海底ケーブル「デジタル田園都市スーパーハイウェイ」を今後3年程度で完成させると表明した。日本中どこにいても高速大容量の通信サービスを使えるようにする。
デジタル田園都市スーパーハイウェイでは海底ケーブルと大規模データセンター、光ファイバー、5Gなどの施設と技術を組み合わせて通信インフラを整備。構築したインフラの上で、自動配送、遠隔医療、テレワーク、スマート農業などのサービスを実装するとしている。
岸田首相は「新しい資本主義の主役は地方」として、4.4兆円を投入して人口減少や産業空洞化など地方の課題をデジタルの力で解決する「デジタル田園都市国家構想」を推進。地方から国全体を成長させるとしている。
新型コロナワクチン接種証明書アプリ、公開は12月20日 iPhoneとAndroid向け
自民総裁選の開票結果が「IPアドレスっぽい」と話題
デジタル庁がメール誤配信 CC・BCC設定ミスで約400件のアドレスが公開状態に
「ガバメントクラウド」に国産IaaSが不在だったワケ さくら田中社長に聞く日本ベンダーの課題
「経済成長にはどんなデジタル化が必要?」――デジタル庁が意見募集 「新重点計画」策定でCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR