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デジカメのバッテリーが膨らんだ!? 普段から気をつけたいポイントと正しい処分方法とは荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/3 ページ)

» 2025年10月13日 15時38分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 酷暑の夏は終わったけれども、この夏に多発して大きな話題になったものといえばリチウムイオン充電池の発火・爆発事故だろう。リチウムイオン充電池が苦手とする暑さが半端なかった。

 わたしも一度だけ「やばい」と思った。

デジカメのバッテリーといえばリチウムイオン充電池たち。とりあえず、膨らんでいるものはこの中にはありません

 8月の半ば過ぎ、外出時、ふと持って行くカメラをチェックしたらバッテリー残量が20%くらいしかなく(充電し忘れてた!)、現地へ行くまでの間充電していこうとPD対応のモバイルバッテリーとカメラをケーブルでつないだままカメラバッグに入れていった。

 そして現地が近くなったとき、どのくらい充電できたかなとバッグからカメラを出そうとしたら、めちゃ発熱してて慌ててケーブルを抜いたのだ。

 火傷するほどではなかったので、たぶん45℃くらい。

 外の暑さに加え、カメラバッグという熱が逃げない狭い空間に入れていたのが敗因。もともと充電時は発熱するので、それがこもっていったのだろう。

 カメラもモバイルバッテリーもある程度以上の温度になったら充電を止めるような保護回路は入っているのだが、モバイルバッテリー発火・爆発のニュースが相次いでいるさなかでもあり、ちと焦りました。

こんな感じでバッグの中でモバイルバッテリーとカメラをつないだままファスナーを閉め、でかけてしまったのだ(イメージです)

 今のカメラはUSBを使ったカメラ内充電が主流なのでこういうことができちゃうのが怖いところ。真夏にモバイルバッテリーから充電したいときは、直射日光が当たらず風通しがよい場所で行いましょう。

 もう一つ、デジタルカメラとバッテリーの話。

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