ざっくりまとめると、7Kのオープンゲート記録やATOMOS製品へのProRes RAW(Appleのポストプロダクション向けコーデック)記録、カスタムピクチャーモードを搭載してCanon Log2/Log 3への対応、カメラ側のHDMI端子をType-Aにするなどハイエンドモデルの性能を搭載。
特にオープンゲート記録はミラーレスEOS初搭載。「EOS C50」といった映画撮影用カメラ“CINEMA EOS”譲りの機能だ。
美肌動画やカラーフィルター機能はエントリーユーザーでもすぐ使える機能だ。
カラーフィルターは静止画時でも使えるので、好みの色合いで撮りたいときによい。
このようにCINEMA EOS由来の機能からEOS 50Vといったエントリー機で搭載された機能まで、まさに3年分の蓄積を集約した内容となっている。
標準搭載のバッテリーもEOS R5 Mark IIと同じ「LP-E6P」となった(EOS R6 Mark IIの同梱バッテリーも利用可能)。
機能が増えたりCFexpress Type-Bに対応したことでボディは大きく重くなったかというと、前モデルとほとんど違いはない。
スペック上のサイズは同じで、質量もバッテリーと記録メディア込みで約670gから約699gと30g弱重くなっただけ。体感的な差は感じず、EOS R6 Mark IIから切り替えても違和感なく使えるだろう。
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