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全方位に高性能すぎるミドルクラス機「EOS R6 Mark III」 高画素化とCFexpress対応でより本格的に(5/6 ページ)

» 2025年11月22日 12時56分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 F1.2という大口径ながらコンパクトで軽いし価格も抑えめ。これは使って見たいよね、というレンズだ。

 F1.2でこのサイズでこの価格ということは、画質最重視の最新設計というよりは(だったらもっと大きく重く高くなるはず)、多少開放時の描写が甘くてもボケの形がきれいじゃなくても、F1.2の大口径ならではのボケ具合を手軽に楽しんでもらおうという意図を感じるレンズだ。

F1.2ながら小型軽量で気軽に持ち出せる「RF 45mm F1.2 STM」

 こういうレンズをしれっと出してくるところがキヤノンの面白さだ。価格も抑えめなので、標準ズームに加える2本目のレンズとしていいかも。

渋谷駅前で夜のハチ公。F1.2なので背景がすっとぼけて被写体が浮かぶ感じがいい。遠くに見える高層ビルの灯りのボケ具合にも注目(45mm 1/60秒 F1.2 ISO400)

 招き猫の目にフォーカスを合わせると、鼻も耳もぼけるくらい浅い。

F1.2だと被写界深度がすごく浅くなるので瞳に合わせると花も耳もぼける。背景のハイライト部を見ると開放時は縁ではなくレモン状(45mm 1/640秒 F1.2 ISO100)

 さて、EOS R6 Mark IIIには、もう一つ新機能がついてくる。最近のEOS R50Vなどの動画向けカメラで採用された「カラーフィルター」だ。

 左肩のRATEボタンが撮影時はCOLORボタンとして働くようになった。これを押すとカラーモードを選べる。従来通りのピクチャースタイルか、新たに用意されたカラーフィルターか。カラーフィルターは14種類用意されている。

左上のCOLORとあるボタンを押すとカラーモード選択画面に。ここでは右のカラーフィルターを使ってみた

 Qメニューからもセレクト可能だ。

14種類のカラーフィルターから「TastyWarm」を選んだところ。撮れる絵の雰囲気をコントロールできる。好みの画作りができてよい

 すこし暖かみのある柔らかいポートレートにしようと「TastyWarm」のフィルターをかけてF1.2で撮影したのがこちらだ。

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