ゆうちょ銀行は12月15日、スマホ決済サービス「ゆうちょPay」のサービスを終了すると発表した。2026年12月20日をもって決済機能の提供を終了。ポイントや支払い履歴の確認など、その他機能の終了時期については決まり次第発表する。
ゆうちょ銀行はサービス終了の理由について「サービス開始当初に強みと考えていた『口座即時引き落とし機能』など銀行が提供するサービスとしての特色を十分に生かすことができず、顧客の利用状況を鑑み、終了することにした」と説明している。
併せて、「銀行 Pay(マルチバンク対応)」によって連携・提供している各地方銀行によるスマホ決済サービス「はまPay」「YOKA!Pay」「OKI Pay」「こいPay」もサービス終了する。
ゆうちょPayは19年5月から提供を始めた決済サービス。クレジットカードや事前チャージなしで利用できる銀行口座直結型サービスで、スマホアプリとして提供していた。また、ゆうちょ銀行の対象サービス利用時には、ゆうちょPayで使える「ゆうちょPayポイント」を付与していた。このポイントについて、同社は「顧客に不利益が生じないよう、適切に対応する」と説明している。
東京アプリ、“500ptもらえる”参加型の最終検証スタート 1.1万ポイント付与への準備 26日まで
「ATM利用中の通話」をカメラで検知→取引中止、ゆうちょ銀行 AIで特殊詐欺対策を強化
モバイルSuica、新コード決済「テッペイ」登場 26年秋から PASMOにも拡大予定
日本郵便、クマ出没で一部業務を見合わせの可能性 出没地域では17時以降の二輪車配達中止も
PCの物理破壊を外部委託→なぜかネット接続を検知 個人情報漏えいの可能性 「ぼんち揚」製造会社が謝罪Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR