東京都は12月15日、公式アプリ「東京アプリ」で都民参加型の技術・運用面の最終検証を始めた。検証対象になるのは本人確認機能などで、新規登録からポイント付与までの一連の動作の確認や、アクセス集中回避に向けたデータ収集を行う。検証に参加したユーザーには、東京ポイント(500pt)を配布する。
対象者は都内在住で15歳以上の都民で、実施期間は26日まで。参加には、NFC対応スマートフォンとマイナンバーカードが必要で、スマホには東京アプリとデジタル庁が提供する「デジタル認証アプリ」のダウンロードが必要だ。
参加手順は、東京アプリでマイナンバーカードによる本人確認の実施後、東京ポイント取得の申し込みを行うことで完了する。申し込み後には、東京アプリから最終検証に関するアンケートへの回答も求めている。
東京都では今後、「東京アプリ生活応援事業」として、15歳以上の都民に東京ポイント1万1000ptを配布予定だ。配布時期については、今回の最終検証の結果を踏まえて決めるとしている。
なお東京ポイントは1ポイント1円として、「au PAY 残高」「dポイント」「メルカリポイント」「楽天ペイ」「Vポイント」に交換できる。
東京都、「東京アプリ」で1.1万ポイント付与 450億円を充当 対象は15歳以上の都民
「東京アプリ」で貯めたポイント、楽天ペイ、Vポイントメルカリポイントへ交換可能に 計5事業者に対応
東京都、公式アプリ「東京アプリ」リリース “社会的意義のある活動”参加で「東京ポイント」ゲット
「マイナ保険証」子どもの受診めんどくさすぎ問題 パスワード覚えられない、顔認証は“届かない”
Rakuten TVの「購入コンテンツ問題」が業界的にかなりまずいと思う理由をマンガ家が解説Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR