九州の演劇専用劇場「博多座」は12月15日、チケットの高額転売行為を行う人物に対して、発信者情報開示請求をしたと発表した。博多座は、この人物が定価を大幅に超える価格でチケットが出品している事実を確認したと説明。この行為について「当劇場として看過できるものではない」と非難した。
博多座はチケットの高額転売行為について「正規の販売ルートを通じて購入する顧客の迷惑となる他、公演運営に支障を生じさせるおそれがあり、当劇場として看過できるものではない」と言及。これらの出品をした投稿者を特定する目的で、弁護士を通じて発信者情報開示請求の手続きを実施したと公表した。今後、この開示情報に基づき、劇場の利用規約に反する行為を確認した場合、必要かつ適切な措置を講じるとしている。
他にも、博多座への入場時には本人確認を行う場合もあると説明。その際、転売によって取得したチケットを提示すれば、入場を断る場合もあるという。
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