Jリーグの鹿島アントラーズは11月20日、観戦チケットの不正転売抑止のため、転売チケット購入者へ情報提供を呼び掛けた。情報提供した場合、購入者のチケットは無効化せず、ペナルティもないという条件を加えた。
対象は12月6日に開催する横浜F・マリノス戦のチケット。11月8日に開催した横浜FC戦と併せ、公式リセールサービス以外での不正転売が確認されたため、当該チケットは無効化した上で、不正転売を行ったアカウントはファンクラブや年間指定席会員「ソシオ」の無期限資格停止、さらにJリーグIDのアカウントを停止した。
さらに引き続き不正転売を行ったアカウントの特定を進めるため、チケット購入者にも情報提供を求める。しかも今回は「不正転売を行ったアカウントの洗い出しを重視するため、情報提供を実施された方のチケットについては無効化は行わず、購入者に関するペナルティもございません」と赤字で記している。
購入者は、自身のチケットが無効化されているかを問い合わせる際、氏名やJリーグID、チケット記載の「問い合わせ番号」もしくは「識別番号」の他に、購入手段と入手価格などを必ず報告しなければならない。さらに任意ではあるものの、チケットを売った人とのやりとりが分かるスクリーンショットやキャプチャーの提出も求められる。問い合わせの対応期間は11月27日午後6時まで。
アントラーズは「ファンクラブ会員向けの先行販売期間で多くの席種が完売した後に不正転売が横行している状況を強く問題視した」と説明。公式リセールサービス「鹿チケ」などを運営するぴあとも連携し、不正転売対策に強い姿勢で臨む意思を示したかたちだ。
これに対し、ファンは概ね好意的。SNS上では「素晴らしい」「今回の対応を大変評価します」「チーム、Jリーグ全体でこうした対応を取ってもらいたい」といった意見が多数みられた。ただし、今回の対応を評価した上で「リセールのシステムの悪さも見直さないと」「リセールの手数料は改善して頂きたい」といった声も上がっている。
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