まず、3機種だけで終わった「PowerShot Pro」。
Proと名が付くことから分かるように、フラッグシップモデルで、他より大きなセンサー、高倍率のズームレンズ、独特のスタイリング。一番ユニークなボディを持っていた「PowerShot Pro 70」(98年)は残念ながら手元にないので、その後に出た「PowerShot Pro90 IS」と、最後のモデルとなった「PowerShot Pro1」を。PowerShot Pro1は当時(04年)としては最高レベルの2/3型800万画素CCD搭載で28-200mm相当のLレンズを搭載したハイエンド機だったが、後継機はなかった。
デジタル一眼レフのEOSシリーズが充実してきて、本格的な撮影をしたい人はそちらを選ぶようになったのだろうなと思う。PowerShot Proもけっこうカッコよかったのだけどな。
もう一つ、3代で終わってしまった「PowerShot N」というのもあった。初代のPowerShot Nが13年。
これがまた突然出てきためちゃヘンなカメラで、何しろ薄くて四角くてシャッターボタンがないのである。なんとレンズ周りのリングがシャッターで、どっちの方向から押してもokというデザインだったのだ。
モニターはチルト式だったが、なんと90度しか上を向かないのが残念だった(180度回して自撮りできるようになったのは、3代目の「PowerShot N2」だった)。
2代目の「PowerShot N100」に至っては、背面に自撮り用カメラを持っていたという面白さである。シャッターを切ると自撮りカメラで撮った自分の姿が小さく合成されるのだ。
ユニークでよいカメラだったのだが、ユニークすぎたのかもしれない。
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