東証グロースに上場していた人工知能(AI)関連会社「オルツ」を巡る粉飾決算事件で、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)罪に問われた法人としての同社と、いずれも同社の旧経営陣、浅井勝也被告(46)と有泉隆行被告(53)の初公判が3月9日、東京地裁(宮田祥次裁判官)で開かれた。同社と両被告は「間違いありません」などと起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、元社長の米倉千貴こと姜千貴被告(48)=同罪で起訴=がオルツ社の上場を目指したが、「売り上げが期待ほど上がらず、実態のない循環取引をして売り上げを仮装した」と指摘した。
起訴状などによると、米倉被告ら4人は共謀して、2022年1月〜24年6月の事業年度で売上高を約84億円、24年の連結会計年度で売上高を約49億円過大に計上した有価証券報告書などを関東財務局に提出したとしている。
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