Microsoft、AI事業の年率換算売上が370億ドル突破 Azureは40%増
米Microsoftは4月29日(現地時間)、2026年度第3四半期(1月~3月)の決算を発表した。売上高は前年同期比18%増の828億8600万ドル、GAAPベースの純利益は23%増の317億7800万ドル(1株当たり4.27ドル)だった。なお、米OpenAIへの投資による純利益および1株当たり利益への影響は、今期は1400万ドルの損失計上(1株当たり利益への影響は軽微)にとどまった。前年同期は5億8300万ドルの損失計上だった。
サティア・ナデラ会長兼CEOは発表文で「われわれは、エージェンティックコンピューティング時代において、あらゆる企業が成果を最大化できるよう支援するクラウドおよびAIインフラとソリューションの提供に注力している」とし、「当社のAIビジネスは年間売上高ランレートで370億ドルを突破し、前年比123%増となった」と語った。
部門別では、Intelligent Cloud部門の売上高は30%増の346億8100万ドルと好調を維持した。成長をけん引したのはAzureおよびその他のクラウドサービスで、前年同期比40%増という高い伸びを示している。
Productivity and Business Processes部門の売上高は17%増の350億1300万ドルだった。Microsoft 365 Commercialの売上高は19%増、Microsoft 365 Consumerの売上高は33%増と大きく伸びた。LinkedInの売上高は12%増、Dynamics 365の売上高は22%増と、いずれも2桁成長を記録した。
More Personal Computing部門の売上高は1%減の131億9200万ドルだった。トラフィック獲得コストを除いた検索広告の売上高は12%増と堅調だったものの、Windows OEMおよびデバイスの売上高は2%減、Xboxコンテンツおよびサービスの売上高は5%減とマイナス成長になった。
AI需要の急増やクラウド基盤を支えるためのインフラ投資も加速を続けている。同四半期の設備投資は、前年同期から約84%の大幅増となる308億7600万ドルに達した。
業績見通しについては、エイミー・フッドCFOが第4四半期の売上高を867億ドルから878億ドルと予測した。同氏は業績発表後の電話会議で、2026年度の設備投資額は1900億ドルになると予想した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
グッスマ、顧客の2800人のカード番号全16桁+セキュリティコードなど流出か 下4桁は40万枚分
-
2
楽天カード、本人認証をワンタイムパスワードに統一 27年2月から順次
-
3
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
4
「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
-
5
松屋の公式アプリとWebサイトが停止 不正アクセスを検知、モバイルオーダーや弁当予約も使えず
-
6
ベネフィット・ワンの委託先に不正アクセス セゾン会員向け優待サービスで約2.9万人分の個人情報漏えい
-
7
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
8
ANAの予約情報に不正アクセス、JALと同じ委託先経由で 個人情報をのぞき見た痕跡も
-
9
PayPay、身に覚えのない送金に注意 マルウェア感染で遠隔操作リスク
-
10
渦中のGMO、熊谷代表の発信は“火に油”か? 「経営トップが自ら広報」の功罪
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR