荻窪圭のデジカメレビュープラス
レンズ交換式もある「GoPro MISSION 1」は映像表現の幅を広げる小さなシネマカメラだった(4/4 ページ)
これは完全にシネマカメラとしての用途を睨んだものといっていいだろう。マニュアルフォーカスできっちり狙って映像作品を撮るためのカメラだ。
実際にはUSB Type-C経由でディスプレイを接続し、撮影システムをしっかり組んで撮るためのもので、その場合はカメラ本体は小さい方がシステム全体としてコンパクトに収まるので有利になる。
そういう設計なので、マイクロフォーサーズ用のレンズでも完全電子制御のものは使えない(絞りやフォーカスの制御ができない)と思った方が良さそうだ。マニュアル操作が可能なレンズならマウントアダプターを介すことで、マイクロフォーサーズに囚われずに使える。
GoProは誰でも気軽に使えて、頑丈で防水で過酷なシーンでも撮れるアクションカメラ、ウェアラブルカメラの先駆けとして登場し、新しい市場を作り上げた。
今回はGoProらしい過酷な撮影に耐えられる耐久性や防水性を保ちつつ、映画制作者やアーティストが自由に表現できるためのシネマカメラとしてのクオリティーを実現するのがMISSION 1と理解するのがいいだろう。
GoProらしく、AIを駆使して誰でも簡単に使えるハイクオリティーなカメラでもあるが、狙いは映像表現の幅を広げるコンパクトなシネマカメラにあるとみていい。だからHEROではなく、MISSION 1という新しいシリーズになったのだ。
そしてシネマカメラ部分を切り出して、レンズ交換式にしたのがPRO ILSと理解するのがよさそうである。
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