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「こち亀」に全コマ検索、公式サイトに登場 まずは100巻分、ゆくゆくは全巻へ

» 2026年06月18日 20時30分 公開
[梅林日奈子ITmedia]

 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(こち亀)の公式サイト「こち亀オンライン」は6月18日、せりふやキーワードからマンガのコマを探せる「こち亀全コマ検索」を公開した。2026年9月に迎える連載開始50周年に合わせた企画で、まずは単行本1〜100巻が検索対象となる。収録範囲は順次広げ、最終的には既刊全てをデータベース化するという。

 同機能は、2文字以上のせりふやキーワードを入力すると、その言葉を含むコマを一覧表示する。例えば大原大次郎部長の決めぜりふ「両津のバカ」を入れると、あきれた表情から武器を構えて激高する場面まで、複数のコマがヒットする。「#95巻8話」のように巻数と話数で検索すると、その話のコマをまとめて表示する。

photo 大原部長に怒られる両津勘吉/出典:こち亀オンライン公式
photo キャラクターの初登場シーンも検索可能/出典:こち亀オンライン公式

 コマを選択すると、集英社の電子書店「ゼブラック」のリンクが現れ、そのまま本編を読める。また、見つけたコマはXへシェア可能で、巻数と話数を記したコマ画像を「#こち亀オンライン」のハッシュタグ付きで投稿できる。

photo コマ選択後の画面/出典:こち亀オンライン公式

 「こち亀」は1976年から2016年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、連載中に刊行した単行本は全200巻。累計発行部数は1億5000万部を超える。「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」として16年にギネス世界記録に認定され、連載終了後の21年には201巻が出ている。

 なお「こち亀」の初期作品については、単行本の版を重ねる過程で一部のせりふを改変してきた経緯がある。16年に第1話が誌面で再録された際にも、原作からのせりふ変更が「検閲ではないか」と話題になった。今回の検索でどの版のデータを反映しているかについては明らかになっていない。

 あわせて50周年企画として、8月3日発売の「週刊少年ジャンプ」36号に描き下ろしの新作読み切りが載るほか、連載終了後の読み切りなどを収めた単行本202巻を9月4日、203巻を10月2日に刊行することも決まった。

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