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GoPro復活ののろしか “シネマ”を打ち出した「MISSION 1 PRO」レビュー荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/6 ページ)

» 2026年07月04日 07時14分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 静止画の解像度は12MPと50MPを選べる。画角は周辺が歪むけどより広角な「広角」と、少し画角は狭くなるけど周辺の歪みがなくなる「リニア」から選べる。今回は基本的にリニアで。

いつものガスタンク
屋上で人物。広角らしさをいかしてちょっと遠近を強調してみた
豪徳寺の招き猫群。手前の招き猫は近くてフォーカスが来てないのでちょっと不自然なボケに
夜景。ダイナミックレンジが広めなのはここでも分かる

 気になったのは撮影最短距離。従来のGoPro HERO同様にフォーカスは固定(パンフォーカス)なのだが、センサーサイズが大きくなった分、ピントの合う範囲が狭くなり撮影最短距離が長くなった。パンフォーカスレンズの宿命だ。

 公式サイトには数字は出てないが、撮影最短距離は60cmだという情報がある。顔のアップとかペットとか料理とか、広角で近距離のものを撮ろうとした時、肝心の被写体が背景に比べてくっきりしてないと感じることは多そうだ。動画よりも写真で気になるだろう。

 ちょっと試したところ、50cmくらいから微妙な感じになり(でもさほど気にならない)、30cmくらいになると背景の方がくっきりしてるな、となる。

 つまるところ、MISSION 1/PROは何でも撮れる汎用のビデオカメラではなく、GoProの本筋である“カメラを身体なり機材なり何なりに固定してどんな過酷な環境でも広い視野のアクション動画をしっかり撮れるアクションカメラ”という用途に対して、新型の1型センサーや8Kのオープンゲート記録、4Kで240fpsのスローモーション、そして多彩な撮影機能の強化で応えたシネマ寄りのカメラなのだ。

 アクションカメラってより汎用性を増すか、より専門性を極める方向かどちらかを選ぶかって感じになってる気がしてて、MISSION 1は後者を選んだということかな、と思う。製品としては面白いので、この選択が市場でも評価されることを期待したい。

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