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AIグラスへの不安感は、盗撮問題に集中しすぎると問題を見誤るのではないか小寺信良のIT大作戦(5/5 ページ)

» 2026年07月13日 11時12分 公開
[小寺信良ITmedia]
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 Rokidでは7月8日から1カ月、Rokid Glassで撮影した写真や動画、AR録画やARスクリーン録画をSNSに投稿するという「Rokid 日本チャレンジ大会」を開催するという。盗撮議論が落ち着いていないタイミングで、なかなかチャレンジングな話である。

 もちろんRokidも、盗撮問題を知らないわけではない。実際に中国では、RokidのAIグラスで撮影され、SNSに投稿された動画がすでに社会問題となっており、6月には「スマートグラスに関する初の業界行動規範」が 中国情報通信技術アカデミー(CAICT) から示されたばかりである(参考:South China Morning Postの記事)。Rokidとしては、日本においてはAIグラスで撮影する写真・動画を、早く一般的なものにしたいという戦略なのかもしれない。

7月8日よりスタートしている「Rokid 日本チャレンジ大会」

 だがこうした盗撮に対する疑念の払拭や、技術的な規範が決められてクリアになったとしても、情報の非対称性、要するにズルしてるんじゃないかという感情を、どのようにクリアしていくか。

 そのあたりが、AIグラスの社会浸透のカギになるのではないかと思う。

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