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Google、オフラインで使えるパーソナライズド旅行ガイドアプリ「Trips」をiOS/Androidで公開

「Google Trips」は、Gmailでの宿泊先やフライトの予約情報やGoogleマップの情報と連係し、旅行に必要な情報をまとめるiOS/Androidアプリ。まだ日本語化はされていないが、オフラインでも宿泊先や目的地の地図を表示できる。世界200都市については、1日観光プランなども提示する。

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 米Googleは9月19日(現地時間)、iOSおよびAndroid向け旅行計画・ガイドアプリ「Google Trips」(以下、Trips)を公開した。まだ日本語化されていないが、日本でも米AppleのApp StoreおよびGoogleのGoogle Playから無料でダウンロードできる。

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 GoogleはTripsを「ポケットに入るあなたのための旅行ガイド」と説明する。アプリをインストールして起動するとアプリで使うGoogleアカウントを選択するよう促される。ここで選択したアカウントの端末の位置情報、(「ロケーション履歴」を有効にしている場合は)Googleマップでの履歴、Gmailの内容(連係を無効にすることも可能)に基づいて、過去の旅行先、今後の旅行の予定が表示される。

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Gmailの予約情報などに基づく今後の予定(左)と過去の旅行先(右)

 旅行先について「Download <目的地>」をタップして情報をダウンロードしておくと、宿泊先や観光名所、近くのレストランの地図や概要説明などが端末に保存され、ネットワーク環境が悪い場所でもオフラインで表示できるようになる。筆者が実際にダウンロードしてみたところ、数分かかった。また、上記の通り情報はすべて英語だ(スポットのレビューは日本語のものも表示された)。宿泊先の地図や電話番号、飛行機の搭乗情報などがオフラインで見られるのは役立ちそうだ。

 画面のトップの「どこに行きたいですか?」に目的地を入力することで、全く新しい旅行を計画することもできる。

 世界の200の都市に関しては、観光プランも提示する。これは、3月に提供を開始した旅行計画サービス「Destinations on Google」と同じ内容だ。

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1日旅行プラン

 旅行では宿泊先情報はGmailに、観光ルートはGoogleマップに、友達からの情報はEvernoteに、などと情報が分散されがちだが、これらを1つのアプリにまとめられるのは便利そうだ。


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