インタビュー

「Xperia Tablet S」はAndroidタブレットの限界を超えていく開発者ロングインタビュー後編(4/4 ページ)

先代機から薄型軽量になったソニーの9.4型Androidタブレット「Xperia Tablet S」。そのタッチ液晶とオーディオ設計には、スペック表からは分からない独自のこだわりが多数詰まっていた。

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スペックに現れない部分を感じてほしい

―― 今回発売されたのは「Sony Tablet S」の後継となるモデルですが、2画面タブレット「Sony Tablet P」シリーズのような変化球を用意する予定はありますか?

城重氏 将来的にはいろいろと検討しているものもありますが、直近(年末あたりまで)では特に予定していません。今回はストレートなタブレットをメインに、変化球も含めてアクセサリを多数用意することで、ユースケースを広げるという提案をしました。

―― 最後に、Xperia Tablet Sの完成度をどう評価されますか?

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城重氏 Xperia Tablet Sは、企画として非常に自信を持っています。企画をしていると、当初に期待していたものとズレたものができあがることもありますが、今回は100%期待通り、いや、それ以上に仕上げてもらいました。ここまで期待以上に作り上げてもらった製品はこれまでになかったといっても過言ではありません。

田中氏 単純にCPUや画面解像度、カメラの画素数といったスペック部分だけを見れば他社とそう変わらないと思われるかもしれません。しかし、これまでお伝えしたように、地道な部分をしつこく作り込んでいます。

 手に取って、使って、音を聞いて、映像を見ていただければ、「すごいな」と感じていただけるのではないか、満足していただけるのではないかと思います。そういうものを目指してきましたし、実際にそういうものができました。ぜひ体感してください。

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