―― 今回発売されたのは「Sony Tablet S」の後継となるモデルですが、2画面タブレット「Sony Tablet P」シリーズのような変化球を用意する予定はありますか?
城重氏 将来的にはいろいろと検討しているものもありますが、直近(年末あたりまで)では特に予定していません。今回はストレートなタブレットをメインに、変化球も含めてアクセサリを多数用意することで、ユースケースを広げるという提案をしました。
―― 最後に、Xperia Tablet Sの完成度をどう評価されますか?
城重氏 Xperia Tablet Sは、企画として非常に自信を持っています。企画をしていると、当初に期待していたものとズレたものができあがることもありますが、今回は100%期待通り、いや、それ以上に仕上げてもらいました。ここまで期待以上に作り上げてもらった製品はこれまでになかったといっても過言ではありません。
田中氏 単純にCPUや画面解像度、カメラの画素数といったスペック部分だけを見れば他社とそう変わらないと思われるかもしれません。しかし、これまでお伝えしたように、地道な部分をしつこく作り込んでいます。
手に取って、使って、音を聞いて、映像を見ていただければ、「すごいな」と感じていただけるのではないか、満足していただけるのではないかと思います。そういうものを目指してきましたし、実際にそういうものができました。ぜひ体感してください。
←・前編 「Xperia Tablet S」の防滴・薄型軽量・長時間駆動はいかに実現したか


開発者ロングインタビュー前編:「Xperia Tablet S」の防滴・薄型軽量・長時間駆動はいかに実現したか
ソニー、販売一時停止中の「Xperia Tablet S」を11月中旬より販売再開
ソニー、「Xperia Tablet S」販売一時停止 防滴性能に不具合の可能性
いよいよ明日発売!:「Xperia Tablet S」徹底検証(後編)――“ソニーならでは”の付加価値に迫る
ブランド一新、中身はどうだ?:「Xperia Tablet S」徹底検証(前編)――Sony Tabletからの進化を見極める
9月15日発売、4万円前後から:ソニー、薄型化・防滴化したAndoridタブレット「Xperia Tablet S」を国内発表
防滴ボディ、キーボード付きカバーも用意:ソニー、Sony Tablet Sから薄型化した「Xperia Tablet S」を欧州で発表
SNSもRSSフィードも一括表示:ソニー、Sony Tablet用の“まとめ読み”アプリ「ソーシャルフィードリーダークラウド」
動画を再生しながらWeb閲覧が可能に:Android 4.0.3搭載の「Sony Tablet」で“スモールアプリ”を試す
スモールアプリやBDレコーダー連携も:ソニー、「Sony Tablet」のAndroid 4.0.3アップデートを4月下旬に提供
“P”発売同時にアップデート:ソニーが「Sony Tablet」向けサービスを拡充――電子書籍/地図情報/Skypeアプリ
ドコモ、「Sony Tablet S」「Sony Tablet P」を10月28日に発売
発売記念・特大レビュー:ソニーらしさはAndroidタブレットでも健在か?――「Sony Tablet S」徹底検証
S1は「S」シリーズ、S2は「P」シリーズに:ソニーが“Sony Tablet”の詳細を発表――9月17日より順次発売Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.