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期間限定オープン 「Dell Cafe ~次世代ワークスタイル~」ってどんなとこ?カフェで味わう最新のPCとタブレット

カフェにノートPCやタブレットを持ち込んで作業するワークスタイルは、もはや定着したと言える。そんなオフィスにとらわれない新しい働き方を提案するデルのカフェ「Dell Cafe ~次世代ワークスタイル~」が虎ノ門に期間限定でオープンした。

話題のデル最新ラインアップがカフェに勢ぞろい

 デルは4月14日、インテル協賛のもと「Dell cafe ~次世代ワークスタイル~」を東京・虎ノ門にある「Sign 霞が関」に、4月16日までの期間限定でオープンした。営業時間は14日が15時から19時、15日と16日は11時30分から19時だ。


Sign 霞が関に期間限定でオープンした「Dell cafe ~次世代ワークスタイル~」

 “次世代ワークスタイル”をコンセプトに、デルの最新製品とインテルの最新技術をカフェ店内で体験できるイベント。展示は「リモートワーク体験コーナー」「コラボワーク体験コーナー」「最新製品体験コーナー」「最新テクノロジーコーナー」と4つのブースに分かれており、それぞれのテーマに沿った展示が行われている。

 店内には、着脱式の13.3型2in1デバイス「Latitude 13 7000 シリーズ 2 in 1」、13.3型モバイルノートPC「New XPS 13 Graphic Pro」、10.8型Windowsタブレット「Venue 11 Pro」、3Dカメラ搭載Androidタブレット「Venue 8 7000」、15.6型モバイルワークステーション「Precision M3800」、5K対応の27型ワイド液晶ディスプレイ「UP2715K」、3Dプリンタ「3D Systems Cube 3D Printer Gen3」などが置かれており、実際の製品を体験することが可能だ。

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開放感のある落ち着いた空間

 店内に入ると天井までガラス張りで、明るく開放感がある。取材時はトークセッションのため、報道関係者用の長テーブルと椅子が並べられており、やや窮屈な印象を受けたが、オープン時間(14日は15時から、15日と16日は11時30分から)にはこれらが撤去され、デルの最新端末が並ぶという。

「Dell cafe ~次世代ワークスタイル~」の店内

 店内の別のスペースには、4つのコーナーを示すプレートのもと、デルの製品が設置されていた。

「コラボワーク体験コーナー」(写真=左)と、「リモートワーク体験コーナー」(写真=右)
「最新テクノロジーコーナー」では3Dプリンタのデモも行われていた

体験だけじゃない“おいしい”空間

 この期間限定カフェの大きな特徴は、設置されたデル製品により次世代ワークスタイルを体験できることだが、そのほかにもカフェ付近または街角などで配布されるフライヤーや、サイト上からダウンロードした「無料メニューチケット」を持参すれば、体験した人に無料でドリンクを1杯提供するというものもある。


街角などでこのような「無料メニューチケット」を配布中とのこと

 通常通りSign 霞が関のメニューも提供しているが、ランチメニューにはもともとドリンクが付いているため、無料メニューチケットが無駄になりかねない。そのため、ランチメニュー注文のうえ、無料メニューチケットを持参かつ製品の体験をした人にはデザートを無料で付けるという。

 なお、通常のものとは異なるが、イベント用に提供されたキッシュ、ブルスケッタ、ピンチョスといったオードブルはそれぞれが美味だったので、通常メニューの味も“間違いない”と思われる。

アスパラのキッシュとトマトなど野菜のタルト(写真=左)。トマトとモッツァレラチーズバジル、パテ・ド・カンパーニュとピクルス、モルタデッラとケッパーベリー(写真=右)
ミニトマトのブルスケッタ、スモークサーモンとクリームチーズのクロスティーニ(写真=左)。黒米のいなりずし、青じそのいなりずし(写真=右)

フレキシブルな働き方への対応が業績アップに

 オープンに先立ち、デル代表取締役社長の郡信一郎氏、インテル代表取締役社長の江田麻季子氏、それにスペシャルゲストとして独自のノマドワーク&ライフスタイルを提唱・実践しているスプリー代表の安藤美冬氏を迎えたトークセッションが行われた。

 オフィス以外の場所で働けるよう、インフラを整備する郡氏と江田氏に対して、インフラを活用する安藤氏。トークセッションでは、それぞれ異なる立場から次世代ワークスタイルについて語られた。


左から司会の安藤幸代アナウンサー、デル代表取締役社長の郡信一郎氏、インテル代表取締役社長の江田麻季子氏、スプリー代表の安藤美冬氏

安藤氏

 「会社としては自分も合わせて2人でやっているが、一緒に仕事をするたくさんの仲間はあちこちにいる。もちろん、オフラインで会えれば、親密度は増すが、テレビ会議などのネット上のコミュニケーションだけでも密にやりとりできるし、不便を感じたことはない」という安藤氏。先週訪れていたセブ島でも、「通信速度さえ速ければ、どこにいても快適に仕事できる。オフィス、移動中の電車の中、海外――インターネットや端末のおかげでいつでもどこででも働けるようになった」とノマドワーカーとしての立場から、次世代ワークスタイルについて語った。


郡氏

 デルの郡氏は、自社でもオフィスや定時に縛られないワークスタイルができるよう「時差出勤、在宅勤務、コアタイムなどの制度」を設けていると説明。「以前のようにオフィスに設置された会議システムからだけでなく、自分のPCが“自分専用テレビ会議システム”になっているのだから、オフィスにずっといる必要性がない」と述べた。


江田氏

 インテルの江田氏もこれに同意し、「もちろん、オフィスが最高の環境ではあるだろう。しかし多様化していく働き方に対応できるよう、セキュリティに配慮しつつ、自分の端末でどこででも仕事しやすい環境を整えていくことが大切」と付け加えた。

 最後に郡氏が「ワークスタイルの柔軟さを認めることが働きやすさにつながり、それが社員のやる気に、そして会社の業績につながるので、企業はデバイスを与えておしまい、ではなくインフラも整えていく必要がある」と語ってセッションを締めくくった。

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